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【小児歯科】歯磨きしてるのになぜむし歯?考えられる3つの理由
こんにちは。
JR・地下鉄「金山駅」から徒歩4分の歯医者【金山伏見通り歯科】です。
「むし歯にならないように、歯磨きをしようね」と毎日お子さまに声をかけながら、お口のお手入れをがんばっておられる保護者の方も多いことでしょう。
それでもむし歯ができてしまうと、「歯磨きしてるのになぜ?」と疑問に思われるかもしれません。
厚生労働省が実施した、歯科に関する病気についての調査結果によると、むし歯になった経験がある子どもは、8〜9歳で約6〜7割と報告されています。
(出典:厚生労働省‐子供のむし歯の特徴と有病状況 より)
今回は、歯磨きしているのになぜ子どもにむし歯ができるのか、考えられる原因を3つお話しします。
子どもにむし歯が!考えられる3つの理由
1.だらだらと飲食する
食事のあとにアメやガムをだらだらと食べたり、のどが乾くたび、水分の代わりにジュースを飲んだりしていませんか?
砂糖などの糖質を摂ると、むし歯の原因になる細菌が、歯を溶かすための酸をつくりはじめます。
歯の成分であるカルシウムやリンは、細菌によってつくられた酸に溶かされ、この状態が長く続くとやがて歯に穴があくようになり、むし歯へとつながります。
ですが、食事のあとにお口になにも入れない時間帯をつくると、唾液が酸の状態を中和し、溶かされた歯を修復しようと働いてくれるのです。
同じ糖質の量を摂るなら、時間を決めて飲食する習慣を身につけ、お口の中に酸を残さないようにしましょう。
2.気づかないまま糖分を摂りすぎている
砂糖や糖分の摂取量が多いと、むし歯になるリスクは高くなるといわれています。
甘いおかしや菓子パンなどにはもちろん糖分は含まれていますが、糖分の多さに気づかないまま摂りすぎている場合もあります。
ジュースはもちろん、身体によいとされているスポーツドリンクや乳酸菌飲料などにも、砂糖はたっぷりと入っていますから、飲み過ぎには注意が必要です。
また、糖質が多く含まれているケチャップやソース、みりんなどの調味料にも気をつけましょう。
3.しっかりと歯磨きができていない
「歯をしっかり磨いている」と思っていても、「じつは磨けていなかった」という場合も考えられます。
特に、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目、奥歯の噛む面にある溝は、歯ブラシの毛先が届きにくい場所とされています。
このような部分には、歯ブラシに加えてデンタルフロスや歯間ブラシなどを使い、むし歯の原因となる食ベカスや汚れを落とすようにしましょう。
また、お子さまだけの歯磨きのあとに、1日1回は保護者の方が仕上げ磨きを行い、汚れをしっかり落としてあげることも大切です。
【金山伏見通り歯科】のブラッシング指導で効果的にむし歯を予防しよう
金山町の歯医者【金山伏見通り歯科】では、中学生までのお子さまを対象にした「KFカムカムクラブ」をご用意しています。
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土曜は14時半まで診療していますので、どうぞご家族そろってお気軽にご相談ください。